【オープンしたら考えよう】レンタルスペースを改善していく【さらなる収益化のためにすること】

レンタルスペースを運営しながら、日々改善・改良を繰り返しています。
これからレンタルスペースをオープンさせたい方も、既に運営している人も、「改善」は必須です。
なぜなら、オープン時に100%の完成は絶対にないからです。
お客様にご利用いただきながら、使い勝手の悪い部分や、さらに便利にできる部分などが見つかり、より快適なスペースができあがっていくのです。
その点で考えると、「一旦完成」を目指してオープンをしてから改善をしていく方が、より多くの方に快適にご利用いただけるスペースに最短で近づけるかもしれません。
ただ、どういったポイントで改善していけばいいかわからない!無駄なことはしたくない!という方もいらっしゃると思います。
私も改善については、「こんなことしなくてもよかったな」とか「こんなことに時間使わなくてもよかったな」と思うポイントがいくつもありました。
この記事では、無駄なく効率的に改善を進めていけるよう、いくつかのポイントで「改善点の見つけ方」をご紹介します。
より快適なスペースづくりは、もちろん予約の増加や収益アップにもつながりますので、ぜひ最後まで読んで、レンタルスペース運営に役立ててください。
考えるべきは「シンプルさ」

まず大前提として、「シンプルさ」を心がけることをおすすめします。
なぜなら、「シンプルさ」こそ様々なメリットがあるからです。

逆を考えればわかりやすいです。複雑な設備や備品、複雑な予約システム、複雑な運営方法をしていると、時間も手間もコストもかかり、お客様の使い勝手も悪くなりますよね。ただその逆をするだけです。
しかし、どうしても色々な情報を見ているうちに、複雑にしてしまいがちです。
「シンプル」を心がけながら、必要なものは導入・改善していくことを心がけましょう。
これは、私のスタジオ運営のモットーのひとつです。
改善するポイントは?

レンタルスペースをより快適にご利用いただくために改善するべきポイントは、「設備や備品」などのハード面だけではないと覚えておいてください。
設備・備品などのハード面に加えて、「ホームページ」や「運営方法」にも改善の余地があります。
ではそれぞれどのようなポイントで改善をしていけばいいか、詳しく解説していきます。
設備・備品(ハード面)

まずは一番わかり易い、設備・備品の改善について見ていきましょう。
設備の改善は、内容によっては費用が大きくかかってしまったり、「全く使われなかった・・」なんてことになってしまうこともあります。
また、一度その備品がスペース内に置かれると、撤去しづらくなってしまいます。
なぜなら、多くの人にとって不要だったとしても、少数の使用している人にとっては必要で、不満につながってしまうからです。
そのため、設備や備品を新たに導入したり交換する時には、よく考えて実行することをおすすめします。
では、いくつかのポイントで見ていきます。
音響

音響はレンタルスペースの種類のよっても重要度が変わります。
ただし、どのスペースでも言える大事なことは、「使いやすいかどうか」です。
音質が一定以上のものを選ぶことは言うまでもありませんが、お客様が快適に使えているか考えましょう。
- 操作方法がわかりにくいものになっていないか?
- 機能がありすぎて、お客様が使用できるまでに時間がかかっていないか?
- そもそも必要な機器か?
一度、「機械音痴」の人に触ってみてもらったり、お客様に操作してみてもらうのもいいでしょう。
自分では気づけなかった「分かりづらいポイント」が見つかるはずです。

私の現在の結論としては、「スマホのイヤホンジャック接続とBluetoothで充分。CDはいらない」です。
ご利用されたお客様が100組を超えた時点で、CDを使われた方は1組だけです。スマホ対応さえ便利にしておけば、CDも不要だと考えています。
あなたのスタジオはどうですか?
お手洗い

見た目が悪い、汚いお手洗いをそのままにしていたりしませんよね?
物件によっては壁紙が汚かったり、薄暗かったり、汚いスリッパをそのまま使ってしまっていたり。
毎日見ていると意外と気づかなかったりするものです。
お手洗いは、リピート率に直結するほど重要なポイントです。特に女性の利用者が多いスペースは気を遣いましょう。

私のスタジオのトイレは、「おしゃれ」とは程遠いですが、最低限の清潔さを保ち、「汚いとは思われない」状態を作っています。
まずはマイナスの印象を持たれないところまで持っていきましょう。
掃除道具

掃除道具は、一旦導入してしまったらなかなか改善の対象にはなりにくいかもしれません。
なぜなら、運営者自らが使うことが少なかったり、他の選択肢について考えたりしないからです。
ここで押さえるポイントは「費用対効果」です。
もちろん、クイックルワイパーなどの使い捨てモップが一番安く、清潔感もあります。
ただ、「シートの交換」「シートを捨てる」「補充用のシートを購入しに行く」といった時間を考慮に入れるべきでしょう。

私はこの時間を節約したかったため、月550円で借りることができるレンタルモップ(ダスキンのようなもの)を現在試しに使用中です。
費用もそこまで高くなく、ホコリが付いたらパンパンとはたくだけ、契約期間(私は1ヶ月)で交換に来てくれます。
お客様にもアンケートを取っていますが、おおむねレンタルモップが人気です。
「備品代」だけでなく、それにかかる全ての費用を考える癖をつけるといいでしょう。
キーボックス

鍵の受け渡しにキーボックスを使っている場合、お客様が毎回最低2回は使う重要なアイテムです。
これも、一度導入してしまうと交換することがなかなかないアイテムですが、使い勝手がいいものなのか見直しましょう。
- 番号が合わせやすいか?
- 開き方は便利な角度か?
- 女性にとって開けやすい形か?
- 爪が長くても使いやすいか?
様々なポイントで検討してみることをおすすめします。
キーボックスについては「【キーボックス3種レビュー】鍵の受け渡しは自動化して手間をかけない【トラブルの回避方法】」という記事でさらに詳しく解説しています。
その他の細かい備品

その他、ティッシュや文房具、スリッパや除菌関係のグッズなど、様々な備品があると思います。
これらの備品全てが「お客様が使いやすいか」というポイントでお客様の立場に立って考えましょう。
もちろん、値段がものすごく高いものを選ぶ必要はありませんが、「使いづらい」と思われないラインは越えるようにしましょう。
また、スペースの利用料金によっても、お客様が期待される使い勝手が変わってきます。

1時間600円のスペースと、2,500円のスペースでは、圧倒的に後者に期待するわけです。
自分では判断がつかない場合、「この金額でこのスペースを快適と思うか?」というポイントで、客観的に徹底的に見てもらう(ダメ出しをもらう)のもありだと思います。
設備・備品の改善のポイント

ハード面の改善をする際に気をつけるべきは「優先するべきものから改善してく」ことです。
どうしても色々な商品を見たり、情報を集めていると、運営者自らが気になったものから導入してしまいがちです。

費用が際限なく使えるのでしたら全部変えるべきだと思いますが、私のようになるべく費用を抑えたいと思っている人もいるはずです。
毎回必ず使われるものや、時間を節約できるようになるものなど、より多くの人に影響のある、費用対効果の大きいものから改善をしていくようにしましょう。
ただし、便利なものでも複雑になるようなものは導入してはいけません。時間ロスやお問合せを増やすだけです。
冒頭でお伝えした「シンプル」を忘れないように改善していきましょう。
ホームページ 〜予約を増やすために〜

ホームページも、作りっぱなしで「料金の改訂とよくある質問をいくつか追加しただけ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ホームページは、24時間365日レンタルスペースのことを宣伝してくれる、最強のセールスマンです。
そのセールスマンに新しい情報を渡したり、ツールを使えるようにするなど改善をすることで、予約率のアップに直結することになります。
ここでは3つのポイントについて解説します。
<ホームページ製作自体の記事は鋭意執筆中です🙇>
文章【表現・メッセージを最適化する】

あなたのホームページに記載されている文章は、最適なものになっていますか?
オープンした当初とは違ったコンセプトになっていたり、中心となる利用用途が変わったりしていませんか?
もし、想定していた利用用途とは違うお客様が増えたりした場合、キャッチコピーや説明文などを、そういったお客様向けに変更してみるのも試してみる価値があります。
なぜなら、お客様があなたのレンタルスペースに、「あなたが考えていなかった内容」の価値を見出してくださっているからです。
その場合は、しっかりあなたから情報発信をすることでより多くの人に反応してもらえるようになります。
あなたのスペースの魅力を、ホームページで言語化できるのはあなたしかいません。
定期的に文章を見直していきましょう。
情報の鮮度【古い印象にしないために】

簡単に言うと「放置された状態になっていないか?」です。
例えば、「お知らせ」が半年前で止まっているなど、「この情報は古い」と思わせるものが残っていないか確認しましょう。
ホームページに、更新されていない古い情報(お知らせなら最新の更新が古い等)があると、レンタルスペース自体も古い印象を与えてしまいます。
いくらスペースづくりを頑張り、日々綺麗に保っていたとしても、一度も訪れていないお客様の印象はホームページからしか伝わりません。

最新情報は最低でも2〜3ヶ月に一度は何かしらアップするようにしましょう。
何もネタがなければ、節目のご挨拶や「このようなご質問をいただきました」などの更新でもいいと思います。
とにかく古い印象をなくしましょう。
写真【印象を左右する最も強力なツール】

写真は最新のものになっていますか?
綺麗で清潔感があったり、魅力的な写真は一気にいい印象を与えることができます。
人間が受ける印象は、83%が視覚から入ってくるからです。
写真撮影は、気合を入れて撮影するとなると意外と面倒なものですよね。
しかし、スペースを綺麗にアップデートしても、ホームページを更新していなかったとしたらもったいないです。
スペースの見た目が変わるような変更があった場合は、すぐにホームページにも反映させ、アピールしましょう。
よくある質問【関連する全てを改善する】

「お客様からよく聞かれることを、よくある質問には掲載していますよ!」と仰る人は多いかも知れません。
ただし、それだけでは不十分です!!
なぜ「よく質問されているのか」を考え、その原因を改善しましょう!
例えば、「駐車場はありますか?」とよく聞かれる場合、駐車場があるという情報が適切に伝わっていないということです。
ホームページの表記や予約完了メール、施設の紹介ページなどで改善できるポイントはありませんか?
この視点で更新していくことで、よりお客様にとって便利になり、そして運営者の対応時間も減らすことができます。
予約への導線【売り上げアップに直結する改善】

情報を見てからの予約への流れは最適でしょうか?
お客様に伺いながら、どういった経路で予約になっているのかを把握し、予約しやすい画面作りを心がけましょう。
Googleの分析ツールなどを使って機械的にデータを取ることも可能ですが、初心者が始めるのは少しハードルに感じてしまいます。

ただ、そこまで難しく考えなくても「空き状況を見たら予約に進むよな。予約画面に飛ぶボタンをつけよう」とか、「予約をしようと考えるのってどんなタイミングかな?」と考えてみることなどからはじめましょう。
また、機械音痴の人に予約をしてもらい、つまづいてしまった部分を改善していく方法なども有効です。
とにかく「予約しやすい」ホームページづくりを心がけましょう。
運営方法

最後に運営方法の改善についてポイントをみていきます。
運営方法は、お客様に「便利に感じていただく」といったポイントもありますが、ここでは主に「運営自体を楽にする」ことを主軸に置いて説明していきます。
運営方法をしっかり改善していくことで、未来の自分の時間を増やすと思って、しっかり改善していきましょう。
日々の運営で、具体的にどのようなことをしているか気になる人は、「【田舎でレンタルスペース】日々の運営方法・することまとめ【ルーティンワーク】」の記事を読んでみてください。
自動化できるところはないか?

全体を通して、「自動化できないか?」という視点は常に持ち続けましょう。
例えば下記のようなポイントです。
- 予約は手作業になっていないか
- 1通1通メールを送っていないか
- 毎回同じようなメールを手打ちしていないか
- 売上管理を1つ1つ手で入力していないか??
- 請求書を求められる度に手作業で作っていないか?
などです。
今は世の中に様々な便利なツールが、無料や格安で使用できる環境です。
そういったツールを使いこなすことも、自分の時間を生み出す方法の1つです。
さまざまな情報に触れつつ、テクノロジーを自分のビジネスに応用できないか考えましょう。
公式LINEの活用

お客様から私に届く「お問合せ」の9割以上は公式LINE経由です。
公式LINEは無料で使うことができ、幅広い世代の人が使いこなすことができる最強のツールです。
年齢層に関係なく直感的に使っていただけるので、お客様も気軽に「駐車場はありますか?」といった質問を送ってくださり、コミュニケーションに繋がります。
また、公式LINEの良さは「自動化」です。
ある程度決まった質問内容なら、予め回答をセットしておけば自動的に文章や写真で返信をしてくれます。

私の場合は「予約は?」とか「キャンセルは?」とか「設備」など様々な質問に予め応答メッセージをセットしてあり、それだけでお客様への回答が完結している場合もあります。
少し複雑な質問は「運営者が後で返信します」といった内容が流れるようにしてあるため、後で対応する流れです。
メールやお問合せフォームよりも優先して公式LINEを活用することをおすすめします。
ルーティン作業

毎日・毎週・毎月のように、定期的に行う作業を最大限効率化しましょう。

私の場合は、スケジュールに入れておかないと忘れてしまうため、「毎月1日」「毎週土曜日」「毎週月・木・土」など、様々なルーティン作業をカレンダーにセットしています。
そして、リマインドの内容に、その作業を行う時に使うURLや定型文を記録しておき、作業を効率化させています。
ルーティンでセットするべき一例
私がルーティンとしてセットしているものの一部を紹介します。参考にしてください。
- 掃除・ゴミ捨て(毎週月・木)
- 完全清掃(毎週土)
- 備品のチェック(毎週土)
- 植物の水やり(毎週土)
- 定期利用のお客様へのスケジュール確認(毎月20日)
- 定期利用のお客様への請求書・領収書送付(毎月25日・1日)
- 売上管理(毎週土)
- 会計ソフトへの入力(毎月1日)
などです。ルーティンで行うものこそ、自動化や外部ツールを使うなど工夫をすることで、自分の時間を生み出すことができます。
まとめ
記事は以上です。
今回はレンタルスペースオープン後の改善について、設備・備品、ホームページ、運営方法の3ポイントでみてきました。
「お客様目線」で改善することはもちろん大切ですが、私が最も大切にしているのは「シンプルさ」です。
また、運営に関してはシンプルさに加えて、効率化・自動化を大切にしています。
シンプル、効率化、自動化の3要素を中心に考えることで、効果を最大化することができるはずです。

ただし、最後にお伝えしておきたいことは、「お客様の声を聞きすぎるのも良くない」ということです。
「【レンタルスペースの改善】お客様のご意見を取り入れすぎるのは要注意!【効果を最大化する】」という記事で解説しましたので、併せてお読みください。
ではより良いスペースづくり・運営を目指して、日々改善していきましょう!








