【初心者向け】1店舗目なら「まずは」マイナスをなくし、ゼロを目指そう!
レンタルスペースをこれから始めようと考えている方や運営をし始めたばかりの方はきっと、「こんなスペースにしようかな!?」「こんなレイアウトにしようかな!?」など、色々考えていらっしゃると思います!

でも、初心者の人が1店舗目でそのまま突き進むと、初期費用を回収できずに撤退!とか、続いてもなぜか良くない口コミがたまにあるなど、なんだかうまくいかない!といったことになりかねません。
ということでこの記事では、レンタルスペース初心者の方に向けて、
「まずはプラスじゃなくてゼロを目指そう」
というテーマで、レンタルスペースのスペースやサービスづくりについて、私のモットーを書かせていただこうと思います!!
特に「これから始めたい!」と思っている方に伝わればいいなと思っています!
最後まで読んで、失敗の可能性をできる限り減らすようにしてみてください💪
YouTube版はこちら
レンタルスペースでは徹底的にマイナスを減らす
「え?」「マイナスを減らすってなんだ?」と思われるかもしれませんが、スペースのクオリティやサービスで、「感動レベル」や「思わず誰かに話したくなるような素晴らしさ」を目指すのではなく、まずはマイナスをなくし、「ゼロ」を目指そうという話です。
例えば、スペースに入った瞬間にそのデザインが素晴らしすぎて、思わずInstagramで共有したくなるようなそんなスペース。
私も憧れます。
ただ、もしこれからレンタルスペースをはじめるのであれば、まずは「普通のスペース」を作ってみてほしいと思っているんです。
小規模に、初期費用をあまりかけず、スモールスタートしてみましょう。
初期費用をかけすぎるのは得策ではない
やはりデザイン性や見た目を追求すると、費用がかかります。
その分、万が一売れなかった場合のダメージが大きくなるのは当然。
もちろん、クオリティの高いスペースをガッツリ作り込んだほうがリピートに繋がりそうですし、売れ行きもいいかもしれない。
ただ、1店舗目でそこまでやるのは良い手ではないと思っています。特に副業の場合。
売り方もわからない、反応もわからない、やったこともない、、、となると、やはり小規模にはじめて感覚を掴んでいくことをオススメしています。
では次からは、マイナスをなくし、ゼロを目指すべき理由について、もう少し深堀りしていきたいと思います。
ジャンルによっても変わる「基準値」や「期待値」
ちなみに今回の話は、私が「スタジオ」と「サロン」の2つのジャンルを運営していることがベースにあります。
パーティースペースやフォトスタジオなど、デザイン性や雰囲気、備品や機材もかなり重要な位置を占めているジャンルは少し例外的だと考えています。
とはいえそれは、これから話していく「ゼロ」の「基準値」や「期待値」が変わるだけ。
それを前提に読み進めていただければと思います!
まずはマイナスをなくすべき3つの理由
私が、レンタルスペース初心者の方にまずはマイナスをなくすことを目指すべきだとお伝えしているのには、次の3つの理由があります。
- 期待値が違う可能性がある
- マイナス1が全てを台無しにする
- 本当の使いやすさは、「使いやすさ」も感じない
それぞれ詳しく解説していきますね。
1.期待値が違う可能性がある
まずはお客さまの期待値について。

レンタルスペースに対して、どれだけの設備や「素敵さ」みたいなものを期待しているかがあまりわからない場合(把握していない場合)、最初からお金をかけすぎるのは悪手です。
もしかすると、お客さまはあなたが思っているほどの設備を特に期待していないかもしれません。
例えば、レンタルスタジオで必要なものは「ミラー」「フローリング」「音響」の3つです。
その他あった方が良さそうなのは、椅子やテーブル、雰囲気を変えられる照明など。
で、そこに例えば「撮影機材」などの機材系やプロジェクター、超高級スピーカー、冷蔵庫や電子レンジ、15台の駐車場は必要ないんです。
もちろん、あったら便利だと思う人も中にはいるかもしれません。
だからといって、無尽蔵に資金を使えるのであれば別ですが、限られた資金で副業をはじめる場合などは少数の人に喜んでもらえる備品にお金をかけずに、まずは基本を揃えていくほうが得策です。
【要注意】期待値は地域によって変わる
ただ注意しなくてはいけないポイントがあります。
それは、「期待値」は地域(ライバル)によって変動するということ。
例えば、周辺に3つライバル店舗があるとして、その全てが10台の駐車場を完備していて、あなたのスペースには1台しかない。。。
「とりあえず1台は確保したのでOKだと思って。。。」という感じでは、お客さまの期待値を下回ってしまっている可能性があります。
駅の近くだから駐車場が不要とか、駐車場台がかからない分値下げができるなどの理由がない限り、どうしても見劣りしてしまうでしょう。
だからこそ競合調査が必須になってきます。

また、YouTubeやTwitterなどで発信しているスペースオーナーの設備や備品、料金を基準に考えないことが大切です。
あなたの地域の基準値はどれぐらいか?を見極めていきましょう。
2.マイナス1が全てを台無しにする
これはどんなサービスにも共通すると思いますが、どれだけ良い設備で踊れても、どれだけ良いサービスを受けようとも、残念な出来事が起こると、それまでの積み重ねが一瞬で吹き飛んでしまいます。
例えば飲食店でおいしい食事をし、いいサービスを受け、楽しい時間を過ごしたとします。
楽しい気分で帰りのお支払いに進んだところで、預かってもらっていた大切なコートを店員さんが持ってきてくださる途中に何かに引っ掛けて破いてしまったら・・・
それまでの気分が台無しになりますよね。
こんなわかりやすい例でなくても、トイレに入ったらなんだか床が濡れていたとか、電気が切れていたとか。。
そういうことでも気分って変わりますよね。
レンタルスペースも同じ
レンタルスペースも同じです。
レンタルサロンで快適に使っていたと思ったら、
- なんだかトイレから嫌な匂いがする・・・
- カーテンを開けたら窓のサッシが真っ黒・・・
- ティッシュ箱がホコリだらけ・・・
など、1点がマイナスなだけで、全体的にマイナスな評価になりがちです。
(ここだけが記憶に残る)
その点では、
- トイレは普通に清潔
- 窓のサッシは汚くないから気にならない
- ティッシュ箱は普通(別に特別綺麗でもない)
- 別に気になるところはない
を「まずは」目指すほうが満足度が下がりづらいです。
また、80点の点数を95点まで上げるより、「まずは」50点の点数を80点に上げるほうが楽で費用もかかりづらいです。
80点を取れたかな?という段階になったら、その上を目指せば十分です。

まずは全てを台無しにする「マイナスポイント」を取り除くことからはじめましょう。
3.本当の使いやすさは、「使いやすさ」も感じない
さて、最後は「使いやすさ」についてです。
「使いやすさは使いやすさも感じない」と、ちょっと意味不明だと思われるかもしれません。
ただよく考えてみてください。
スペースに入って、入り口近くに電気のスイッチがあったとして、
「うわーーーこの電気のスイッチ入り口の近くにあるーーー!親切!最高!大好き!!」
となりますか??何も思わないですよね。
少なくとも私は何も思いません。
気が利いているもなにも、それが普通だからです。
これが、なぜか部屋の奥とか、棚の裏とかにあったら「なんでこんなところに!!不便過ぎる!!」とは思うと思います。
使いやすいものは、何も思わない。

つまり、使いやすいものって、「何も思わない」んです。ゼロなんです。
- ティッシュ箱にホコリがないからって感動しません
- トイレの床が濡れていないからって綺麗だと思いません
- ミラーの汚れがないからって評価は上がりません
- 電気のスイッチが入口近くにあっても感心しません
- ゴミ箱が空だからって何も思われません
使いやすいレンタルスペースって、多分何も感じません。
マイナスがあった時に、マイナスを感じるんです。
「まずは」マイナスをなくす。ゼロまで持っていく。ストレスがない状態です。
マイナス要素を全て排除できたら、ちょっとした気が利く備品やサービス、案内を提供してみて、その時はじめて、すこーーしだけ「あ、便利!」と思ってもらえる。
そのぐらいを目指すのがいいのかな?と思います。
ただし、「ゼロ」がゴールではない。改善を続けよう!
ただし、今回私が何度も「まずは」と強調したのは、「ゼロ」でストップしない方がいいと思っているからです。
ゼロまで持っていけたら、積極的にプラスを目指していきましょう!
私はこの考えで、シンプルで使いやすいレンタルスペースを目指してきました。
嬉しいことに、ほとんどクレームをいただくことなく2年間以上運営を続けてこられています。

また、想定外に「使いやすかった!」「便利!」などのお声をいただくことも多く、今ではゼロより少し上にいけているかな??と、お客さまからのお声を読みながら思っています。
繰り返しになりますが、今回の話は私が運営してる「スタジオ」と「サロン」のジャンルをベースに話しています。
雰囲気や機材などが大切になってくるパーティースペースやフォトスタジオなどは少し例外的。
ただそれも、「基準値」や「期待値」が変わるだけで考えの本質は変わらないと思っています。
私は運営していないので具体例を書けませんが、フォトスタジオならフォトスタジオの「ゼロ」があるんじゃないか?ということです。(この備品は普通あるでしょ!のような)
これから1店舗目をオープンする方は、「ミラクル」を目指さず、「まずはゼロ」を目指してみませんか??








