利用料金の現金払い対応はするべきか?具体的な方法とともに解説【結論:田舎では必須】
レンタルスペースの運営が間近になると、「現金支払には対応したほうがいいのか?」と疑問に思いますよね。
ただ、現金支払いを導入しようとすると、どうしても次のような悩みが出てきます。

現金支払いどうしようかな・・だって
- セキュリティ上は大丈夫かな?
- ちゃんと払ってくれるかな?
- 回収が面倒になりそう・手間がかかりそう
- その他問題は起きないかな?
今回は、こんな悩みにお答えします。

そんな私は、迷った挙げ句現金支払いに対応し、今では「導入してよかった!」と思っています。
特に手間もかかっていない上に、利用者の方にも好評です。
この記事では、現金支払い導入メリットやデメリット、私の管理方法とオススメの現金回収グッズをご紹介します。
現金回収導入までに必要なステップも解説しますので、この記事を読んでスムーズに現金対応を進めて頂けたら嬉しいです。
私が出した結論は、「田舎では現金払いが必須」だということ

まず私が出した結論は、「田舎では現金支払いが必須だ」ということ。
なぜなら、クレジットカード利用への心理的ハードルが、都心よりも高いと感じるから。
これは客観的なデータではありませんが、私の感覚です。
また、お店でのクレジットカード対応率も低めです。そのため、カードを日常的に使っていない人が、都会に比べて多いように思います。
遠隔地での出店で、現金の回収ができないという場合以外は、現金対応するのが必須だと私は考えています。
圧倒的に現金払いの利用率が高い

私のレンタルスペースでは、利用者の方の約70%が現金支払いです。

私としても、管理の手間を省きたいため、お支払い方法としては「クレジットカード払い」を全面に出していますが、それでも現金を選ばれる方が多いです。
ちなみに、クレジットカード払いの方の多くが30代〜40代のお客様です。年代も大きく関係をしているようです。
現金払い導入のメリットとデメリット

やはり気になるのは、現金払いに対応するメリットとデメリット。
それぞれ解説していきます。
レンタルスペースに現金払いを導入するメリット

現金導入のメリットは次の4つです。
- 学生にもご利用いただける
- 支払いに心理的障壁がなくなる
- 割り勘が簡単
- すぐに現金化できる
ひとつずつ解説していきます。
学生にもご利用いただける
最大のメリットは学生さんに使ってもらえることだと思っています。
学生に限らず、「クレジットカードを持っていない人」はいるものです。
その中でも確実にカードを持っていないのが、中学生〜高校生。大学生もほとんどの方はクレジットカードを持っていません。
こういったクレジットカードをお持ちでない層のお客様も対象にできるのは大きなメリットです。
支払いの心理的障壁がなくなる

やはり現金であれば、支払いに対する心理的な障壁がありません。
なぜなら、現金払いは日常的に使っている普通の手段だから。

「カードをインターネット上で入力するのは嫌」という主義の方も含め、お客様になっていただけるのが大きな利点です。
そのため、「カードは嫌だから利用しない」という機会損失を防ぐことができます。
その場の割り勘が簡単にできる

私のスタジオでは、その場で割り勘をされる方が少なくありません。
特に、複数人で利用されている学生の方は、その場で現金を集めてお支払いされる場面に何度も遭遇しました。
カードでは、誰かが全額支払い、その人にお金を渡すことになりますが、割り勘のほうが圧倒的にシンプルです。
すぐに現金化できる
当たり前ですが、現金でお支払いいただけるのですぐに現金化できます。
集客面でのメリットではありませんが、運営が始まった頃は特に助かる方もいるかもしれません。

ただし、現金化してそれをそのまま使用してしまったりすると、帳簿上面倒になる可能性があるので、一応売上は売上として管理されることをおすすめします。
レンタルスペースに現金払いを導入するデメリット

現金導入のデメリットは次の4つ。
- 現金の管理が面倒・回収が必要
- 支払い忘れの可能性あり
- お釣りがない!に対応できない
- セキュリティ上の問題がつきまとう
それぞれ解説していきます。
現金の管理が面倒・回収が必要
管理が面倒になるのが一番のデメリットです。
なぜなら、定期的に直接回収しに行かなくてはいけないからです。

運営者自らレンタルスペースの掃除を行っている場合は、現金回収がなくてもスペースを訪れることになるので移動の時間が削られることはありません。
ただし、それでも「現金を管理する手間」が確実にかかります。
例えば現金を回収し、金額を確認し、管理画面に入力するなどの手間がそれにあたります。
少しでも運営の自動化ができる部分を増やしたいという方は、現金回収に関わる時間は省きたいところですね。
支払い忘れの可能性あり

悪意を持ってではなく、ただ単に支払いを忘れてしまう可能性があります。
支払いをしないとスペースに入れないとか、予約が完了しないといった仕組みではないため、こういったことが起こりえます。
WEBでの支払いの場合は、支払いが完了しないと予約自体が完了しないシステムにしてあるため、このようなことは起こりません。

ただし、私はこれまで一度もお支払い忘れはありませんでした。リスクとしては非常に少ないでしょう。
支払いをお忘れになった方にご請求できるよう、日々の現金管理・入力作業などはきちっとしておく必要があります。
お釣りがない!に対応できない
運営者が常駐していないスペースでは「お釣りがない問題」が発生する可能性があります。

私は一度だけ、お客様に会いに行った際にお釣りがないお客様に遭遇したためお釣りを偶然渡すことができました。
予約完了のメールや予約サイトには「お釣りがないように」とは書いているものの、なかなか当日までそれを意識し続けられる人ばかりではないと思います。
また、事前に利用料金をきっちり用意するタイプの方も少ないでしょう。
近くにコンビニなどがあればお客様の方で回避してくださるかもしれませんが、あなたのスペースはいかがですか?
セキュリティ上の問題がつきまとう

やはり「盗難」のリスクが常にあることは最大のリスクでしょう。
ただし、定期的に回収をしていれば金額として莫大な金額にはなりません。
また、わざわざリスクを犯して「レンタルスペースの売上」を盗もうと思う人も少ないのではないでしょうか。
しっかりした回収方法を設置していれば、まず起きないと私は考えています。
また、「現金回収」のために防犯カメラを設置したりすることも考えていません。

もし盗難が起きてしまったら、きちっと対応はしますが、現金回収を導入したリスクとして受け入れようと思っています。
その他の支払い方法

ここでは、私がクレジットカード、現金と並行して導入している支払い方法をご紹介します。
PayPay
PayPayはどんどん普及率が上がってきていますね。
私のスペースでは、利用率は10%にも満たないですが、それでも便利にご利用頂いている方がいらっしゃいます。

周辺のお店で「PayPayでの支払い率はどれぐらいですか?」と買い物の度に聞いていたことがありますが、だいたい15〜20%ぐらいでした。
それなりに利用者の方がいることを考えれば、導入していても無駄ではなさそうです。
ちなみに、導入のためにはWEBでの登録と電話確認など含めて10日間ほどかかりました。時間がある時に早めに進めておくといいでしょう。
LINE Pay
LINE PayはPayPayよりも遅れて導入しました。
導入した理由は、お客様のLINEにお支払いリンクを送信することができるからです。

私はスタジオのお問合せ先を公式LINEに設定しているため(メールもありますが、メールでのお問い合わせはごくわずか)、そのやり取りで使えるようになるのが魅力です。
そして、支払いキットなどはPayPayより豪華です。(見た目がいい)
補足ですが、PayPayよりも導入が面倒に感じました。結局キットが届くまでに3週間ほどかかっています。
ただし、導入したもののまだ利用者の方はいらっしゃいません。
おすすめの現金回収アイテム

ここまでの話で「うちも現金支払を導入しよう」と思った方に、私の現金回収方法をお伝えします。
シンプルなレターボックスを使用
私はシンプルなレターボックスを使用しています。
スタジオの雰囲気も崩さず、「お金」の感じがしないため気に入っています。
ダイヤル式と鍵式の2種類がありましたが、3桁のダイヤルでは心もとなかったため鍵式にしました。(レンタルスペース自体の鍵をキーボックスで管理しているため、説得力がないですが)
色も黒と白があるので、組み合わせは4種類ですね。

取り付けは簡単で、レターボックス内から壁にネジで取り付けるだけ。一人でも10分ほどで設置が完了しました。
ちなみにこの鍵は、スタジオ内の裏のエリアで余ったキーボックスを使って管理しているため、鍵を忘れる心配もありません。
キーボックス、こんなところでも活躍しています。
スムーズに導入するために 〜必要なステップ〜

現金支払に対応すると、お客様にもその旨を伝える必要があります。
ここでは参考までに、現金支払を導入した際に必要な対応などを備忘録のために記載しておきます。
導入した際の参考にしていただければ嬉しいです。
導入のステップは下記のとおりです。
- スペース内に設置
- 支払いのためのグッズを設置
- 利用方法の張り紙・説明などの作成と設置
- 予約システムの変更
- 自動配信メールへの記載
- ホームページへの記載
- 回収のルーティンを決める
- LINEやSNSでの告知
では順に解説していきます。
1.スペース内に設置
回収グッズを購入したら、スペース内に設置しましょう。
設置する場所は「目障りにならず、見つけづらくもない場所」がいいでしょう。
私の場合、休憩スペースのハンガーラックの隣、イスとテーブルの近くに設置しています。
また、外からスタジオ内が見える仕組みになっていますが、外からは見えない位置に設置しています。
2.支払いのためのグッズを設置
封筒やペン、ホチキス、シール等を近くに置きましょう。
私は最終的に、封筒とペンのみにしました。
金属の現金回収ボックスのため、100円ショップでマグネットでくっつく入れ物をポストを購入し、ポストにくっつけた上で封筒とペンを入れてあります。
3.利用方法の張り紙・説明などの作成と設置

利用方法を張り紙にし、ポストの隣に貼っています。
「お名前」「利用日」「時間」「金額」を記入していただいています。
この情報があると回収の時に確認するのが圧倒的に楽になります。

ただし、4種類書いていただくのは少し面倒ではないかと思っているため、様子を見ながら項目を変える(減らす)ことも検討中です。
4.予約システムの変更
予約システムがクレジットカードだけになっている場合は、現金支払いに設定変更しましょう。
その際、支払いフォーム上に表示される文言などにも矛盾がないか必ずチェックしましょう。
5.自動配信メールへの記載

予約完了や前日のリマインドなど、自動配信されるメールがあれば、その文言を修正しましょう。
「現金支払を選ばれた方へ」という項目を作り、手順を記載するといいと思います。
とにかく「お客様が迷わない」ことと「お問い合わせを減らす」ことを念頭に置いて書くといいと思います。
6.ホームページへの記載
ホームページにもきちっと記載をしましょう。
その際に、なるべく写真も掲載をするとより一層お客様が迷うことがなくなると思います。

さらに、自動配信メールに「くわしくはこちら」や「設置場所はこちらをご確認ください」と書いてリンクを貼ると、完璧だと思います。
7.回収のルーティンを決める
回収のルーティンを決めておくと、管理に迷うことがないと思います。

私は決めておかないと確実に忘れるタイプのため、カレンダーに毎週の繰り返しとして入れています。
回収→金額など入力→予約システムに支払い済みを反映→お金をまとめる→1ヶ月分入金 というルーティンにしています。
8.LINEやSNSでの告知

お客様に告知する方が効果的な場合は、適宜告知をしましょう。
その際は、ただ「現金支払に対応!」と書くのではなく、「より便利にご利用いただけるよう」「学生の方にもご利用いただけるよう」など、お客様へのメリットもはっきり言語化してお伝えすると、メリットに感じていただけるはずです。
現金の管理方法

最後に余談ですが、私の利用料金の管理方法について記載しておきます。
私は毎週土曜日を現金回収の日にしており、全集の土曜日から前日金曜日までの記録をGoogleスプレッドシートに入力しています。
利用者名、利用日、時間、金額、備考 などを記入し、予約システムで「支払い済み」に変更していっています。

1ヶ月分まとめてとなると結構ヘビーなのと、何か記憶を呼び戻さないといけないことが起こった場合(例えば封筒にお金を入れて自分が入れた場合など)、私には1週間分しか記憶を遡ることができないからです。。
まとめ
記事は以上です。
今回は現金支払に対応するべきか?を題材に解説しました。
私の結論としては、「田舎では現金支払いには対応するべき」と考えています。
私のスペースでは、現金対応をしているためもあってか、学生の方の利用率も高く、重宝がられています。

この記事を参考に、スムーズに現金支払いの導入を進めていただき、告知なども漏れなく実行していただければ嬉しいです。
ちなみに、現金回収ボックスのサイズ感や見た目をもう少し詳しく知りたい方は、YouTubeでも解説していますのでぜひご覧ください。
(この記事の方が多岐にわたって詳細に解説しています)
YouTube ▶ 【自分の結論】田舎は現金支払いの導入が必須!メリットとデメリットをそれぞれ3つ共有します。【判断の材料に】
また、現金払いの自動化ができたら、「鍵の受け渡し」も自動化すると運営が楽になります。「【キーボックス3種レビュー】鍵の受け渡しは自動化して手間をかけない【トラブルの回避方法】」の記事でくわしく解説しました。
運営の自動化も目指していきましょう!










