レンタルスペースの利益向上に必要な3種類の定期利用プランを知る
レンタルスペースの魅力は「手間なく運営しながら利益を得られること」ですよね。
その「手間なく運営できる」の状態まで持っていくには、どうしても安定した利益を得る必要があります。
そして、その安定した利益を得るためのもっとも近道の手段が「定期利用の獲得」です。
でも、「定期利用ってなに?」「定期利用のプランってどんなものを用意すればいいの?」という方もいるはず。
この記事では、レンタルスペースで用意するべき定期利用プランをご紹介します。
この記事を読めば、あなたのスペースで用意するべき定期利用プランを知ることができます。
これから運営する方は最初から定期利用プランを用意するために、既に運営している方が見直しのためにぜひ最後まで読んでくださいね!
レンタルスペースで用意するべき定期利用プランの種類
定期利用の種類について解説していきたいと思います。
定期利用と言ってもいくつか種類があります。あなたのスペースの種類とかジャンルに合った定期利用プランを作っていきましょう。
ここで紹介するのは3つの定期利用プランです。
ちなみに、ここで書いている名前・表現は私が勝手につけているものですので、特に決まりがあるわけではありません。
運営者によっては同じ名前でも違うシステムだったりするかもしれませんので、そこを踏まえて読み進めてくださいね!
スタンダードな3つの定期利用プラン

レンタルスペースで使いやすい定期利用プランは次の3つです。
- 定期利用
- 会員利用
- チケット制(回数券/サブスクリプション)
その他、「サブスクリプション」などもありますが、表現が違うだけでチケット制とほぼ同じですので、この記事では割愛しますね!
(厳密には違うと言われる方もいると思いますが、チケット制をサブスクリプションと思って読んでください)
ではそれぞれ、
- 運営者にとってのメリット
- 運営者にとってのデメリット
- お客さまにとってのメリット
- お客様にとってのデメリット
- プランがマッチするお客さま
- プラン作成のポイント
について解説していきますね。
あなたのスペースでご紹介する定期利用づくりの参考にしてください。
定期利用プラン

決まった曜日・時間の予約を、特定のお客様のために確保するスタイルです。
「定期利用」と表現しているそのままの利用形態ですね。
【定期利用プラン】運営者にとってのメリット
定期利用の運営者にとってのメリットは、必ず使われるということです。
あとはまとまった支払いがあるとか、継続される可能性が高い。
特に教室とかを開いていただけると、いきなり教室やめますということはなかなかないので、継続していただける可能性が高いです。
【定期利用プラン】運営者にとってのデメリット
運営者にとってデメリットは、1時間あたりの利用料が少し安くなってしまうことですが、それほどデメリットはないかなと私は感じています。
定期利用プランをうまく設計していくコツは、「定期利用で利益が出る金額設定」なので、ここをデメリットにしない設計をするのが大切です。
このあたりのコツは、また別の記事で解説しますね。
もしくは、無料で配布している「定期利用獲得ガイドブック」で詳細に解説していますので、ダウンロードしてみてください。
【定期利用プラン】お客さまにとってのメリット
お客様にとってのメリットは、日時を確保できるので、絶対に埋まらないということです。
また、お支払いや予約手続きが楽という感じですかね。
日時を確保できるので絶対埋まらないというのは、例えば教室運営だと、月曜19:00〜20:00の教室なら来週の月曜日19:00が埋まっちゃったらダメじゃないですか。
来週のレッスンのところ埋まっちゃダメなので、それがメリットという感じですかね。
【定期利用プラン】お客さまにとってのデメリット
お客様のデメリットは、お客様が集まらなくても利用料を支払う必要があるということですね。
あとは、ほかのお客様のデメリットという感じかもしれないんですけど、定期利用である時間帯の利用が埋まってしまうと、個人のお客様がとれる時間がなくなってしまうんです。
私が運営するスタジオの実際の例ですが、夜のいい時間、例えば18:00から23:00ぐらいまでの時間がうちは定期利用で全部埋まっているんですが、そこが個人のお客様が実は使えなくなってしまうという、お客様にとってのデメリットがあります。
ただし、運営者としては教室で埋まるのが非常にありがたいので、運営者目線としては定期利用で埋めるのが1番ありがたいかなと。
安定した運営ができるかなと私は理解しています。
(ただ、個人練習のお客様にもご利用いただけるように小さめのスタジオを用意したいなぁという気持ちはあります)
定期利用プランが向いているお客さま
定期利用が向いているお客様と言えば、教室開催の先生とか、オンラインレッスンの受講をされる個人の方とか、定期的な会議とかですかね。
【定期利用プラン】プラン作成のポイント
定期利用プランは、基本的に毎週や、イレギュラーがあっても「第1・第3●曜日」など、ある程度定期的な感じでないと、運営面で見るとデメリットになります。
なぜかというと、定期利用として1つの時間帯を確保してしまうと、たとえ1週だったとしても、同じ時間帯で毎週開催したい先生が現れた際に、契約できないからです。
わかりやすく書くと、第1月曜日 19:00〜20:00を使いたい人と契約してしまうと、後から現れた毎週月曜日の18:00〜21:00を使いたい人とは契約できないということです。
それを回避するために、例えば「毎週のご予約が条件になります」や「月に●時間以上」「月に●回以上」のご利用が条件になるなど、一定のラインを設けるといいでしょう。
私は基本的に「毎週の繰り返し」「月8時間以上または8回以上」という条件にしています。
ただし、初期の頃にご利用をスタートしてくださった方や、すでに他の時間でご契約頂いている先生に関しては個別に対応をして、「第1・第3日曜」といった確保も承っています。
会員利用プラン

月会費をお支払いいただき、1時間あたりのご利用料金をお得にするようなスタイルです。
【会員利用プラン】運営者にとってのメリット
運営者にとってのメリットは、毎月会員費の売り上げがあるということ。
あとお客様を囲い込むことができるということ。
また、自動化のシステムを作ることができれば予約管理がかなり楽になります。
月会費は自動的にカードに請求、ご利用日はお客様がご自身で予約し、カード支払いなので、何もしなくてOKということです。
【会員利用プラン】運営者にとってのデメリット
運営者のデメリットとしては、自動化の話にもつながるんですけど、システムづくりですね。
自動化が少し難しいということ。WEBツールを使うのが苦手な方にとってはハードルがあると思います。
あとは、会員利用の人がものすごくたくさんスペースを使うと、利益が少し減ってしまう傾向がある、という感じですかね。
また、会員費自体はそれほど料金を上げられないというのがあります。
私のスペースをモデルにしてお伝えしますね。
サロンでは1ヶ月に3,980円お支払いいただくと、ご利用料金自体が、1時間のご利用料金が半額になるみたいなプランを提供しています。
スタジオでは1ヶ月に2,000円お支払いいただくと、深夜のご利用料金が半額になるというプランを作っています。
ただし、そればかりのご利用が増えてしまうと利益の頭打ちが早くなってしまうので、単発のお客様とのバランスがあると1番いいです。
とはいえ、毎月会員費+ご利用料金が入るので、「安定した売上」というポイントで見るとメリットのほうが大きいかなと思っています。
【会員利用プラン】お客さまにとってのメリット
お客様にとってのメリットは、使用するときだけ予約することができるということですね。
なので、定期利用との違いは、お客様が使用しない場合は月会費しかかからないと書きましたけど、バンと全部お金を払わなくても会員費だけで済むという感じです。
そして時間を固定しなくてもいいので、何曜日の何時からというのを固定せずに使いたいときだけ使うという感じです。
【会員利用プラン】お客さまにとってのデメリット
お客様にとってのデメリットは、使わなくても月会費だけは掛かってしまう、という点です。
あとは、例えばサロンとかですと、セラピストさんにとってのお客さまが突然キャンセルをされたら、レンタルスペース自体のキャンセル料が掛かってしまうというポイントです。
ただし、これは例えば月に何回まではキャンセル料を免除しますとか半額にしますとか、いろいろ工夫はできるかなとは思っていて、私もこれから考えていきたいなと思っています。
会員利用プランが向いているお客さま
会員利用が向いているお客様としては、お客様のご予約次第でご利用時間が変わるセラピストさんとか、単発利用のお客様、不定期の勉強会とかですかね。
【会員利用プラン】プラン作成のポイント
会員利用のお客様が増えても、頭打ちが早くなりすぎないような料金設計が大切になります。
さすがにすべて会員利用で予約が埋まることは少ないと思いますが、全部埋まってしまっても赤字にならないような(利益が出るような)料金設計にする必要があります。
また、お客さまとって何時間使うと通常料金よりお得になるかのラインを明確にしておきましょう。
通常料金が1時間1,500円、会員利用プランが月会費5,000円で1時間あたり半額になるプランを例に見てみますね。

この例だと、7時間のご利用からは会員利用のプランの方がお得になります。
定期利用プランと違い、最終的に何時間ぐらい(おいくら分ぐらい)使われるかわからない会員利用プランでは、利益が少し読みづらい。
それでも、最低でも使われそうな金額(利用時間)を想定しておくといいでしょう。
ただ、その時に「月会費」ではなく、「月会費+使用料の最低ライン」で計算しておくことをおすすめします。
普通に考えれば会員利用を選ばれるお客さまは「月に7時間以上ご利用される」ということになります。
そこで、計算上は「1名あたり月に10,250円はご利用いただける」とか、少し余裕を見て「5時間は使われそうだから1名あたり月に8,750円はご利用いただけそう」という風に想定しておくと、ある程度利益の想定ができるようになります。
これに合わせて、目標額と目標期間、行動目標を設定していきましょう!
定期利用の獲得に向けて最初にやっておきたい目標設定については、「レンタルスペースの定期利用契約を獲得するために必要な「目標設定」」の記事を読んでみてください。
チケット制(回数券/サブスクリプション)

一定の時間分を利用できる権利(チケット)を予め購入する代わりに、お得になるスタイル。
【チケット制】運営者にとってのメリット
運営者にとってのメリットは事前に売り上げが入るということ。
販売ができればお客様の囲い込みができるということ。
【チケット制】運営者にとってのデメリット
そして運営者にとってのデメリットは、無人店舗とかWEB予約の場合は、ちょっとシステム構築が難しいかなというポイントです。
ただし、チケット制を最初から導入しているようなサービスを使えば、比較的簡単に導入できるでしょう。
【チケット制】お客さまにとってのメリット
お客様にとってのメリットは、多くご利用される場合は金銭的にメリットになることがほとんどだと思います。
また、予約システムによっては毎回支払いをするより楽かなと思います。
【チケット制】お客さまにとってのデメリット
お客様にとってのデメリットは、使いきれなかったときに無駄になる可能性がある、ということ。
これは、どれぐらい繰越を有効にするかといった設計にもよってくるかもしれませんね。
チケット制のプランが向いているお客さま
チケット制が向いているお客様としては、セラピストさんとか、不定期でもコンスタントに利用される方とかですかね。
【チケット制】プラン作成のポイント
チケット制は私が導入していないため、比較的さっくりとご案内してしまいましたが、もうひとつ理由があります。
それは、「会員利用でもチケット制でもどちらでもいい」と考えているからです。
これはどちらかというと、運営者がどういうやり方のほうが楽かとか、どういうご案内方法をとるか、どんな予約システムを使っているかという違いだと思うので、どちらのほうがいいという感じではないかもしれないですね。
私は今使っているWixという予約システムでは、チケット制を全自動化できなかったため、定期利用+会員利用を選びました。
(一度8時間まで使えるプランを作りましたが、うまくいかなかったため辞めました。正確に言うと、今は積極的にお客様にはおすすめしていません)
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レンタルスペース運営で利益を安定させるためには、「定期利用の獲得」がもっとも有効で、近道です。
この記事では定期利用プランの種類について解説しましたが、次は定期利用プランを実際に作っていく必要があります。
他の記事でも解説していきますが、そういったノウハウを1冊のガイドブックにまとめました!
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