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利益を生み出すレンタルスペースの料金設定のコツ【長期的な利用を促すために】

マーケティング

これからレンタルスペースをはじめたい!という人にとって、「料金設定」は大きな課題ですよね。

というのも、「いくらにすればいいかわからない!」というのが正直なところだと思います。

そこで安易に
「インターネットで調べたらここは1時間1,000円だからうちも1,000円にしよう!」とか、
「ブログで調べたら、だいたい950円ぐらいだからうちもそうしよう」
など、相場だけから決めるのは絶対にやめましょう!!

相場を見るのは、料金を決める材料の1つの要素に過ぎません。
適当に表面上だけ真似をすると、あとで痛い目に合うかも。

この記事では、あなたのレンタルスペースに合った料金設定をしていくためのコツをお伝えします。

料金勝負になると個人に勝ち目はない

いきなり絶望的なことをお伝えすることになりますが、もしあなたのレンタルスペースが「料金勝負」になっていったら、勝ち目はありません。
なぜなら、料金勝負の場合は一番安くないといけないから。
また、現在地域で最安値を実現していても、今後大手のレンタルスペースなどが入ってくる可能性が十分に考えられます。

ちなみに私がレンタルスペースを運営している栃木県佐野市でさえ、私が運営を開始してから1年も経たないうちに大手の会社がエリア内に3店舗もレンタルスペースを出店しました。
大手が料金を売りに出店をしはじめたら、絶対に料金では勝てません。

なぜこのことを伝えるかというと、私が想定している読者の方は、「田舎などでまずは1店舗、2店舗ぐらいを運営したい方」を想定しているから。
ちなみに都内ならもっと激戦になるでしょう。

もちろんお客様は、料金以外のバランスも考えてお選びになることもあると思います。
ただし、強みを「料金」に頼ってしまうと、金額で負けてしまった際には圧倒的に選ばれづらくなることを覚えておきましょう。

料金の様子見期間(テスト期間)を設ける

まずはじめに、レンタルスペースの利用料金はそう簡単にコロコロ変えられるものではありません。
これはレンタルスペースに限らず、どんな商品やサービスでもいえることでしょう。

これまでご利用されていた方の感情やご意見をケアしたり、また現実的にはシステムを変更したりする時間や手間も含め、料金を変えるにはそれなりの労力が発生します。

ただし、料金を変える必要があるときは思い切って変える必要もあります。

そこでオススメなのは、事前に「料金を変えます」ということを宣言しておくこと。

具体的には、「オープン記念特価!」や「ホームページ公開記念!」など、何かしら理由をつけて想定の金額より安い期間を作ります。

ここでのポイントは、通常期になったら「料金を上げる」のではなく、「今は安い」「料金が戻る」という表現にしておくこと。

同じ結果でも表現によって「得した」と思われることもあれば「損した」と捉えられてしまうこともあります。

料金以外の「独自の強み」を見つけ出す

「料金勝負になったら勝てない」と書きましたが、料金以外で勝負するとなると、「独自の強み」を売りにするしかありません。

独自の強みがあれば、料金勝負になった際も負けづらいレンタルスペースを作り出すことができるだけでなく、リピーターさんも獲得ができる「安定した利益を出し続けるレンタルスペース」を運営することが可能になります。

独自の強みを明らかにするには、徹底的な「競合調査」が必要になります。

なぜなら、「独自の強み」というのは絶対的なものではなく、他のレンタルスペースとの比較で生まれる相対的なものだからです。

また、「自分には独自の強みなんて提供できない!」という方も心配する必要はありません。

独自の強みは、競合調査を通して作り出すこともできるから。

レンタルスペース運営の前には、徹底した競合調査を行いましょう。

競合調査については今後記事にしていきたいと思います😊お待ちください!(繰り返しで失礼します)

料金のテスト期間に実施するべき3つのこと

では、ちょうどいい料金を見つけ出すために、料金のテスト期間に実施するべきことを見ていきましょう。

ここでは3つの作戦をご紹介します。あなたのスペースにマッチした方法で実施してみてください。

お客様に率直に聞いてみる

シンプルですが、一番ダイレクトにお客様の反応を確認できる方法です。

ご予約があったお客様や、見学ご希望の方などに個別にコンタクトを取り、「15分〜30分ほどインタビューさせていただけませんか?」とお話しをできる機会を作りましょう。

私がよく使っていた方法は、次のようなメッセージをお送りし、ご利用前に接点を持つようにしていました。
(実際にはご予約のお礼などもお伝えしましょう。)
「ご利用15分ぐらい前にお越しいただけましたら、ご利用方法や設備のご説明を簡単にご案内させていただきます。すぐにご利用を開始していただけるため、これまでのお客様にはお喜びいただいております。」

そして、実際にお会いした時にご説明をしつつ、雑談のような感じで簡単に(自然に)インタビューをさせていただく流れです。

その中で、通常料金として想定している金額をお伝えし、「どう思いますか?」「ご利用されようと思いますか?」「第一印象を率直に教えていただけると嬉しいです」などと聞いてみましょう。

ただし、人数が少なすぎるとご意見が偏りすぎてしまうため、注意してください。

できれば10名ぐらい、年齢層などもバラバラになるよう聞いてみることをおすすめします。

収益分岐点への目標値を設定する

テスト期間中にご利用されたデータが溜まってきたら、収益分岐点に達するまでの計算、シミュレーションをします。

データを元に、下記のような要素を出しましょう。

  • 1組あたりの平均利用時間
  • 1日の平均利用件数
  • リピート率と新規のお客様の率

3つ目のリピート率や新規のお客様の要素が入ってくると、計算がややこしくなるため、「ざっくり目標を決めたい」という方は、

「1組何時間利用していただき」×「1日に何組使ってもらい」×「1時間単価○○円なら」1ヶ月あたりで赤字にはならない(経費が払える)

という最低ラインを明確に出しましょう。

金額については冒頭で、「相場だけを参考にしない」と言いましたが、これは「インターネット上の情報を参考にしすぎない」という意味です。
料金の相場はかならず「このエリアでどうか」を確認しましょう。

たとえばあなたのレンタルスペースが北海道で、参考にするスペースが東京なら意味がないことは明白ですよね?
ただ、今この記事を読んでいただいているようにインターネットで調べ物をしているうちに、知らぬ間に「ざっくりの相場」が染み付いてしまっている可能性があります。

あなたの地域のレンタルスペースを徹底的に調査し、設備や広さ、場所などを鑑みて、バランスを見ながら料金設定していくようにしましょう。

競合調査については今後記事にしていきたいと思います😊お待ちください!(繰り返しで失礼します)

設定したペルソナ像との違いを認識する

おそらく、特別料金などで料金を安くしている場合は様々な層のお客様がいらっしゃると思います。

たとえばスタジオなら、中学生の方からシニア層の方まで、様々な方がいらっしゃるかもしれません。

そこで注意しなくてはいけないのは、「ペルソナ像」とのズレです。

「こんな方に使って欲しい」

「こんな方にご利用いただきやすいスペースを作ろう」

などの想定をしながら進めることが、うまく収益化できるレンタルスペース運営のコツの1つですが、そのペルソナ像とかけ離れている場合、料金設定も間違っている可能性があります。

当たり前ですが、料金が低いと若い方もご利用になる傾向が強くなり、料金が高くなると年齢層も上がる傾向にあります。

あなたのレンタルスペースのペルソナ像が何歳ぐらいなのか?という軸も参考に、最終的な料金設定も決めていくようにしましょう。

ちなみに、ペルソナ像などによっては「現金支払い」が必須になってくる場合があります。
例えば、クレジットカードをお持ちでない学生さんなどがわかりやすいです。

積極的に「現金払いでないと対応ができないお客様」にもご利用いただきたい場合は、「利用料金の現金払い対応はするべきか?具体的な方法とともに解説【結論:田舎では必須】」の記事を参考に、現金払いの対応を進めてください。

安定した利益を得るために「定期利用プラン」を用意する

テスト期間にもうひとつ考えるべき料金プランがあります。

それが、「定期利用プラン」です。
毎週、毎月、決まった時間をご利用いただくプランのことですね。

教室の開催がわかりやすいです。

私が運営しているスタジオでは、毎日なにかの教室が開催されています。
その教室を開催されている先生から、毎月翌月分のご利用料金をいただいているという流れです。

基本的な経費は定期利用のご利用料金で得ることができているため、よほどのことが無い限り赤字になることはありません。

レンタルスペース運営者にとって、これほど安心感のある運営方法はありません。

先生にお選びいただくコツなどもありますが、ここではまず料金体系について解説していきます。

少しお得になる料金体系を設定する

田舎のレンタルスペースでは、常に新規のお客様がひっきりなしにご利用いただくとくシチュエーションは考えにくいです。

そのため、全力で「定期利用」を獲得するべく戦略を練ったほうが懸命です。

そのため、定期利用のお客様にいかにお得にご利用いただけるかを優先に考えるほうがいいと、私は考えています。

そこで、通常料金と定期利用に差額を設け、定期利用の先生のほうが多少お得にご利用いただけるように設定しています。
(実際には定期利用の先生に対してはプロモーションのお手伝いなどをしたりしているため、通常料金よりも高い料金をいただくという逆の発送もあると考えていますが、一旦料金でのメリットを提示しています)

また、それ以外にもまとめてお支払いいただいたり、備品を置けたり、ホームページに情報掲載をするなど、いくつかの特典をご用意しています。

教室を開催するには「決まった日時を確実に確保する」ことが必要になるため、先生にとってもメリットがある方法です。

利益目標は、定期利用金額をもとに考える

そしてもうひとつのポイントは、利益の目標は定期利用金額をもとに考えるということ。

うまく定期利用で多くの時間が埋まった場合、通常料金で同じ時間が埋まるよりも利益が少なくなることが考えられます。

そこで、利益の目標(1日に何組に、何時間ご利用いただけると収益分岐点に達する などの計算)を定期利用で考えておくことで、料金設定にも反映させることができます。

通常料金で利益目標を立てても問題ありませんが、いずれにしろ差額があることは考慮しながら考えていきましょう。

「定期利用プラン」が通用しづらいセラピストさんたち

ここで1点、「こんな場合はどうなの?」という声が上がりそうな、「レンタルサロンの料金体系」について触れておきます。

実は、曜日や時間が決まった定期利用は、その名の通り定期的な利用が決まっている教室に向いたプランです。

お客様の予約が入ってはじめてご利用いただけるような、セラピストさん向けのサロンには不向きな場合があります。
(場合があると書いたのは、日時を決めてサロンを借りて施術される方もいらっしゃるからです)

そこで、実験中ではありますが私のサロンでは月額費をいただく会員利用プランを用意しています。

月額で決まった費用をいただき、会員のお客様は1時間あたりの金額が安くなるというプランです。

こうすることで、日時が決まりきっていないセラピストさんにもお得にご利用いただけるような料金体系をご提供することができます。

このあたりは、もう少し検証をしてからブログでも記事にしていきたいと思います。

まとめ

今回は、レンタルスペースで安定した利益を得るための料金設定のコツをお伝えしました。

さまざまなことを書きましたが、下記のようなポイントを意識しながら料金を設定してみてください。

  • 料金勝負に陥らないような「独自の強み」を持つ
  • 相場だけに頼った料金設定をしない
  • テスト期間を設け、お客さまの反応を探る
  • 料金を上げる際は、「上げる」のではなく「戻す」という表現を使う
  • 定期利用プランを活用し、定期的なご利用を促す工夫を行う
  • ご利用されるお客さまのスタイル(レンタルスペースのジャンル)に合わせて料金プランを用意する

以上のことを念頭に置きながら、絶妙な料金設定を行うようにしましょう!

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こぐち

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