【キーボックス3種レビュー】鍵の受け渡しは自動化して手間をかけない【トラブルの回避方法】
レンタルスペースを運営する上で、「鍵の受け渡しってどうするの?」って疑問に思いますよね。
私も最初、「自動化なんてできるのかな?」と思っていました。

今は「キーボックス」を使って鍵の受け渡しを完全に自動化しているため、鍵の受け渡しにかける時間はゼロです。
ただ、数多くあるキーボックス商品にも良し悪しがあり、1つは失敗に終わりました・・もしお客様1人だったら、スペースに入れないなどのトラブルになっていたと思うとゾッとします。
この記事では、キーボックス以外の方法も含めて、鍵の受け渡しを自動化する方法を紹介します。
後半では私が経験したトラブルを防ぐ方法や、これまで使ったキーボックスのレビューなども掲載しています。
どんなキーボックスを導入すればいいか迷っている人は必ず参考になると思いますので、ぜひお読みください。
代表的な鍵の受け渡し方法 3選

鍵の受け渡しを自動化する方法はいくつかありますので、まずはそれぞれの特徴をご紹介します。

下記の3種類の中でも、私は一番シンプルな「キーボックス」の方法を採用しています。
キーレックス

いきなり聞き慣れない単語になってしまいますが、よく事務所の入り口などにありそうな「番号のボタンを押すタイプ」の鍵です。
見たことがある方もいらっしゃるかと思います。
キーボックスをつける前は、この方法にしようかな?と考えていましたが、最終的にキーボックスの方が魅力的に感じたため、私は導入しませんでした。
メリット
- 物理的な鍵がないので、紛失等の心配がない
- 鍵の交換が、番号の変更だけで可能になる
- 番号の交換は意外と簡単なため、定期的な変更も可能。
- 直感的に使えるので、多くの説明がいらない
デメリット
- 工事が必要(最短1日でできる業者もあり)
- 導入コストがキーボックスよりは高い(数万円)
- 故障した際に、他に開ける方法がなくなる
- 番号を知っている人は誰でも開けられる
導入方法
インターネットで「キーレックス 導入」などで検索をして、業者さんに依頼をしましょう。
業者さんとタイミングによっては、当日導入してくれるところもあるようです。
田舎だと、数日かかるかもしれませんので、気になる方はまず問い合わせてみてください。
スマートロック

スマホのアプリやインターネットを通じてオープンすることができる鍵のことです。
ここ数年、手軽に後付けできるタイプも数多く発売されており、私も東京にいた頃は使っていました。
鍵を全く持たない生活を送ることができて快適でした(栃木の家は鍵の形が合わず使えていません)。
ただ、逆に管理が必要だったり、問い合わせが増えそうだったので導入しませんでした。
スマートロックは、一般家庭用から業務用まで様々なタイプが販売されているため、全ては網羅していませんが、一般的な情報としてお読みください。
メリット
- 物理的な鍵がないので、紛失などの心配がない
- その時限りの鍵を渡せるため、セキュリティレベルが高い
- リモートでの開閉も可能
- 入室時間の管理にも使える/知ることができる
デメリット
- 確実に質問・問い合わせが増える(アプリの入れ方から何から・・)
- 開けられない!というトラブルが起きそう(主観ですが)
- そもそも田舎では馴染みが無いため、お客様がハードルに感じると判断
- 対応していないタイプの鍵もある(私の今の家がそうです)
- 金額が高い
- 電池切れがある
- Wi-Fiの接続が切れて使えなくなる可能性がある
- お客様のスマホの電池切れやエラーでも開けられなくなる
- その他システムの不具合がありえる

かなり主観が入っていますが、大きくハズレてはいないと思います。
導入方法
いくつかの方法があります。
- 市販のスマートロックを購入し、導入
- スペースマーケットが販売している「RemoteLOCK」などを導入
※スマートロックとキーレックスが合体したようなものです。 - 専門業者に依頼する

あと付けをしてスマホで開けるタイプ

ワンタイムパスワードなどをスマホで配信するタイプ
キーボックス

私が使っているキーボックスの紹介をします。
キーボックスは、簡単に説明すると「鍵を入れておく暗号式のボックス」です。
一番シンプルなものは、4桁のダイヤルを回して任意の数字に合わせてオープンさせるという方法です。
私の判断としては、キーボックスが一番シンプルで使いやすいです。

ちなみに運営開始からこれまで、鍵の開け方の質問は一度も受けていません。
メリット
- シンプルでお客様にもご理解いただきやすい
- 最終的に鍵を使ってオープンするので、使い方がわからない人がいない
- 鍵のタイプに関係なく導入可能
- 導入コストが安い(数千円)
- 設置場所をあまり迷わないで済む
デメリット
- セキュリティ上不安に思われることがある
- 番号を知っている人なら誰でも開ける(鍵を取り出す)ことができる
- 物理的に壊れることがある
- 商品によっては開けづらい
導入方法
3ステップで導入可能です。
- Amazonで購入
- 届いたら任意の番号に設定
- 設置
なんてシンプルなんでしょう。
キーボックス 自動化後の具体的な運用方法と「よくある質問」

これまで書いたように、それぞれのメリット、デメリットを考えた結果、私は圧倒的にキーボックスに魅力を感じ、キーボックスを導入しました。
ここからは、キーボックスのみにテーマを移して、解説していきます。
具体的な運用方法
どのように自動化しているかというと、「予約完了メール」に開け方と暗証番号を記載しています。
予約をしてくださった方だけが受け取るメールのため、予約をしていない方が番号を知ることはありません。
また、開け方がわからないという方のために、写真付きで開け方を解説しているページも別途作成し、自動配信されるメールに記載しています。

運用上も非常にシンプルです。そして、ここまですれば、キーボックスの使い方で迷われる方はほとんどいらっしゃいません。
ちなみに、もうひとつの自動化として、「ご利用料金(現金)の受け渡し」も自動化できると集客の幅が広がります。
「利用料金の現金払い対応はするべきか?具体的な方法とともに解説【結論:田舎では必須】」で解説しています。
よくある質問(運営者の立場)

ここでは、お客様からではなく、運営者の立場でよく聞かれる質問を5つピックアップして解説します。
セキュリティの問題はない?
結論から書けば、「セキュリティ上の問題はあります」。
番号を知っている人は誰でも開けられるという点だけを取り上げれば、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、それを考えても、非常にシンプルかつ便利な道具であることには違いがありません。
また、キーボックスの番号を知っているのは過去の利用者の方だけに限定されるため、お名前や連絡先などがこちらに残っています。
そんなリスクを犯してまで中に入って悪いことをしようとする人はいないと思っています。

それでも盗難や破損等が起こってしまったら、それはただの「キーボックスを選んだリスク」だと思っています。
暗証番号は定期的に変えますか?
当初、変更していくことを考えていましたが、結局一度も変更していません。
理由がいくつかあります。
- リピーターの方が使いづらくなる/面倒
- 既に予約が入っている方への周知徹底に時間がかかる
- これまで何も問題が起こっていない
- 悪意のある人が中に入ったとしても、致命的な問題になるものがほとんどない

これまでの間、特に問題は発生していませんので、引続きこのまま使っていこうと思っています。
壊れませんか?

壊れると思います。
壊れ方も「経年劣化での破損」と「壊れやすい商品」の2種類があると思っています。
次のパートで、「破損が起こってしまったときの対処」と「壊れやすい商品」について解説します。
どの商品がおすすめですか?
3種類使った中で、圧倒的なオススメ商品があります。
次のパートでご紹介します。
キーボックスが壊れた!のトラブルを未然に防ぐ

「よくある質問」でも書いた通り、どうしてもキーボックスは物理的に壊れてしまうことがあります。
経年劣化や不良品など、突然の故障もあるはずです。
それに対応するために、私はもうひとつ、違うキーボックスを別の場所に設置し、スペアキーを中に入れています。
予備のキーボックスは番号を変えており、「開きません!」というトラブルのお問い合わせなどが合った際に、お電話やLINEなどでその番号を口頭で使えることにしています。

私のスペースには裏口があるため、念には念をいれて、裏口に予備のキーボックスを設置した上で、正面と裏口の鍵の2本を入れています。
こうしておけば、キーボックスの破損にも、何らかの理由で正面の鍵が開かない時の問題にも対応できるようにしています。
そこまで値段が高いものでもありませんので、2種類ぐらい買って、使い勝手が良い方を本体、悪い方を予備にするなどもありではないでしょうか?
レンタルスペース向けキーボックス3種類徹底レビュー おすすめの商品はこれ!

これまで3種類のキーボックスを使ってきましたので、それぞれのおすすめポイント、マイナスポイントを紹介します。
設置場所によっては導入できないものなどもあるので、それぞれのスペースに合った鍵をお選びください。
サンワダイレクト キーボックス(ダイヤル式4桁)
これがダントツオススメです。私は正面に取り付けています。
このキーボックスに乗り換えた時のレビュー動画です。
▶ YouTube 【キーボックスレビュー第2弾】日本製の方が安心?更に使いやすくするアイデアを共有【壊れたらしい・・】
おすすめポイント
- ワイヤータイプで、設置場所をあまり選ばない
- ワイヤーは20㎝と40㎝の2種類あり、設置場所によって選択できる
- 日本製の安心感
- 見た目がシンプルでかっこいい。素材は重厚感があり信頼感がある。
- ダイヤルの動きなどがなめらか
- 全体としては細めの作りの割に、内部が比較的広い。
マイナスポイント/使いづらいところ
- ドアノブなどには設置できないか、設置しづらい
- 下までパカンと180度空くので、鍵が落下する可能性あり(防止策あり)
- ダイヤルのカバーがないため、ダイヤルが見えている。
- 値段が高い
※ちなみに、180度開くため私はキーボックス内に、小型のフックを両面テープで設置し、鍵を引っ掛けられるようにしてあります。
エレコム セキュリティキーボックス 鍵収納ボックス(ダイヤル式4桁)
3つ目に紹介する商品が使い物にならなくなってしまった際に購入した、日本製の製品です。
かなり重厚感がありゴツい感じの見た目ですが、作りがしっかりしていて信頼感があります。
私は裏口に予備として設置しています。
おすすめポイント
- なんといっても作りが頑丈。安心感がある。
- 細い部分に設置するための追加の器具があり、かなり細いドアノブなどにも安心して設置可能
- ダイヤルが大きく、回しやすい
- 内部が広い
- 開く際に90度で止まる作りのため、鍵が落下せず取り出しやすい。
マイナスポイント/使いづらいところ
- 設置場所が限られる/太いものには使えない
▶ エレコム セキュリティキーボックス 鍵収納ボックス(ダイヤル式4桁)
ZHEGE キーボックス(ダイヤル式4桁)
あまりおすすめしない商品です。
(※以前アップしたYouTubeで購入された皆さん、すみません!!)
見た目がわかりやすいため、一番最初に、正面のキーボックスとして使っていたものですが、交換しました。
なぜなら、つまみが動かなくなってしまったからです。

お客様に、キーボックスの使い方を説明している際に発生したため、奇跡的にトラブルになりませんでしたが、お客様だけだったらご迷惑をおかけしていたところでした。
また、同じくレンタルスペースを運営している仲間が私のスタジオに集まった際に出た話で、5人中2人が同じ商品で壊れたという話しを聞きました。
3つのうち唯一日本製ではないことと、やはり料金的にも一番安いため、安かろう悪かろうなイメージがついてしまっています。。
ちなみに、キーボックスについて最初にアップしたYouTubeではべた褒めしております。。
▶ YouTube 【鍵の受け渡し】田舎でレンタルスペースを始めるには必須アイテム「キーボックス」2種類レビュー
おすすめポイント
- 5色から選べる(私は青を使っていました)
- 見た目がかわいい。
- 色があるため目に付きやすい。説明しやすい(「青のキーボックスがあります」)
- 90度で止まるので、鍵が落下せず取り出しやすい
- ダイヤルカバーがある。一応目隠しになる。(帰りに閉める人はほとんどいない)
マイナスポイント/使いづらいところ
- つまみが元々固く、女性には難しい。
- つまみという方式が、爪が長い人は使いづらい
- つまみ自体の場所が悪く、開けづらい
- 壊れた
- 壊れたという話しを他2名からも聞いた
- 設置場所が限られる/太いものには使えない
まとめ
記事は以上です。
今回は自動化の要、「鍵の受け渡し」について書きました。
鍵の受け渡し方法は「キーレックス」「スマートロック」「キーボックス」の3種類がありますが、私は総合的に判断して一番シンプルな「キーボックス」を選択しました。
レンタルスペースのお客様層や出店エリア、運営方法などによってベストな選択が変わってきますので、それぞれに合ったスタイルで導入していただければと思います。
田舎でレンタルスペースの運営を自動化するには、もうひとつ「現金の受け渡し方法」も自動化する必要があります。
次はお金の受け渡しの自動化についての記事をご覧ください。

ちなみに、「現金の受け渡し」の管理の一部にもキーボックスを使っています。その秘密は下記の記事で!











